週間とは?

 セクシュアルマイノリティ(同性愛者や性同一性障がい)は、人口の3〜5%いると考えられていますが、その多くが中学・高校という思春期に、からだの性とこころの性が一致しないことや、自分の性的指向について戸惑い、悩みを経験します。 しかし、一般社会はセクシュアルマイノリティに対する偏見や差別があり、多くの人たちは誰にも相談ができず独りで悩んでいます。そして、からだの性とこころの性が一致しない性同一性障がいの人や、同性を恋愛の対象とする同性愛の人たちは自らの性に困惑し、周囲への違和感と孤独感を強めていきます。孤立感が強い人ほど自尊感情が低く、抑うつ割合が明らかに高率であるという調査結果もでています。 
 性同一性障がいや同性愛など、セクシュアルマイノリティに関する正確な情報を普及させ、当事者の声を広く集めるため、「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」を実施することとなりました。 

▼5月17日とは? 
 かつて医療界において同性愛は異常な性欲、性的倒錯といった考え方がされた時代がありましたが、1990年5月17日にWHOが「精神疾患リスト」から同性愛が削除されました。この日には、世界50以上の国や地域でセクシュアルマイノリティに対する偏見・差別に反対するアクションが実施されています。 
 この日を含む1週間を「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」と定めました。 

▼主催者

セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間実行委員会
共同代表・東田真樹、星野慎二

 

▼実行委員構成団体
 特定非営利活動法人ピアフレンズ
 特定非営利活動法人GIDmedia
 横浜Cruiseネットワーク

▼後援

 内閣府子ども若者・子育て施策総合推進室
 法務省人権擁護局

▼特別協賛

 UBS

▼協賛

 ゴールドマンサックス証券、バークレイズ・キャピタル証券、フィアット、日本アイ・ビー・エム、野村證券

 

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